私たちも最近「ブランド戦略」という言葉を耳にしますよね。これはファッションブランドにとって不可欠なのです。
かつてヨーロッパの高級ファッションブランド店に、大挙して押しかけるのは日本からの観光客だった時代がありました。もちろん今でも、高級ファッションブランドの商品が大好きで、海外に行くたびにそういったブランドの商品を沢山買う日本人は存在します。しかし良くも悪くも日本のバブルは弾けてしまったため、以前ほど派手に高級ファッションブランドを買い漁る日本人の姿は見られなくなりました。
思えばベルリンの壁崩壊がきっかけとなり、それまでいわゆる共産主義を国の指針にしていた多くの国々が、市場経済に移行することになりました。それは大きな変化につながっています。たとえばそれまで高級ファッションブランドの商品を買い漁るのは、西側先進国と呼ばれる国々の人たちがメインであり、共産圏の人たちが高級ファッションブランドの客になるなんて事態は想像もできませんでした。
かつての共産圏の国々の多くが市場経済に移行しましたが、中でも注目すべきは日本の隣国で、現在GDP世界第3位(近いうちに日本を抜いて第2位の予定)の中国であります。急速な経済発展によって富裕層となった中国の観光客は、かつての日本人以上に豪快に、高級ファッションブランドの商品を購入してくれるようです。今や欧州の高級ファッションブランド店にとって、中国人観光客は上得意のお客様なのです。
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